桑の葉はアスパラガスの2倍の葉酸!の桑の葉青汁で簡単おいしく葉酸を摂取しよう【まいにち桑茶で健康に】
葉酸って知ってますか?
『葉酸』という言葉を聞いたことがありますか?
最近はお菓子とかにも入ってたりして、注目されている栄養の一つですよ。
実は、葉酸ってビタミンの一種で、体に無くてはならないものなんです。
今回はみなさんも一緒に葉酸について勉強してみましょう。
おなかの中の赤ちゃんからご年配の方まで
赤ちゃんの体を作るのに欠かせない
赤ちゃんのカラダを作るのに欠かせない栄養です。新しい赤血球とかDNAを作ってくれるんですよ。
あと、おなかの赤ちゃんが神経管閉鎖障害(※1)になりにくくしてくれます。
赤ちゃんが欲しいと思っている女性とか、妊娠中の人は普段から摂ることがオススメです。
※1:脳や脊髄などのもととなる神経管がうまく作られず、きちんと管の形にならないことが原因で起こる障害
子どもの成長をサポート
葉酸って子どもの成長にとっても大事な栄養なんです。
成長期の子どもは体がぐんぐん大きくなるから、葉酸をたくさん消費してカラダを作ります。もし、足りないてないと悪性貧血(※2)になっちゃうこともあるんです。
子どもの発育のためにしっかりと摂らせてあげたいですね。
※2:巨赤芽球性貧血(骨髄に巨赤芽球が出現する貧血の総称)
血管の健康を守ってくれる
実は、血管に関わる病気の予防にも効果がありますよ。
血管がボロボロになると、命に関わる大きな病気が起こりやすくなっちゃいます。そこで、葉酸はその血管を傷つける要因を抑えてくれます。
赤ちゃんや子どもだけじゃなくて、大人の人でも病気予防のために必要なんです。
丈夫な骨のままで
骨っていえば私たちの体を支える大事な存在です。葉酸はその骨の健康を守ってくれる働きもあるんです。
骨の健康には量(密度)と質が大事になります。質が悪いと、しっかりした骨のように見えて実はもろいってこともあるんです。
そこで、葉酸は骨の質が悪くなる原因のひとつを防いでくれます。私たちの体に欠かせない骨なので大切にしたいですね。
どのくらい食べたらいい?
たくさん食べることをオススメ
葉酸の良さが分かってくると、次は『どれくらい食べたらいいか』が気になりますね。
日本では、1日240μg(マイクログラム)が目安です。ただ、妊婦さんは倍の1日480μg摂ることをオススメされてます(※3)。
ちなみに、国際基準だと1日400μgを摂ることをオススメしてます。体に良いことがどんどん解明されてます。
※3:日本人の食事摂取基準2020(厚生労働省)参照
ブロッコリー1個が1日の目安
240μgとか400μgって言われてもパッとイメージできる人はあまりいないと思います。
なので、240μgを食べ物で表してみましょう。
葉酸240μgを食べるとすると・・・
・ブロッコリー:1個
・ほうれん草:0.6束
・アスパラガス:6.3本
・えだまめ:75粒
・納豆:3パック
・豆乳:4.2杯(1杯200cc)
・いちご:33個
・ライチ:12個
摂取量は足りてるけど・・・
1日の食べる量をなんとなくイメージできましたか?じゃあ、日本人って葉酸が足りてるかどうかチェックしてみましょう。
20歳以上で平均摂取量を見ると、男性311μg、女性297μgです(※4)。実は推奨量を食べてる人がけっこう多いんです。
ただ、国際基準だともっと食べることをオススメされてます。なので、今よりもうちょっとプラスして食べれるとイイですね。
※4:栄養素等摂取量(2018年度版)参照
サプリメントでの摂取は注意
「体に良いなら、ずっと食べてたらいい?」って聞かれたら、答えはNOです。どんなに体に良いといっても、摂りすぎたら逆効果になっちゃいます。
葉酸だと、おおよそ900~1000μgまでが1日の摂取上限になります。それ以上摂り続けると、熱が出たりじんましんになっちゃうことがあるんです。
といっても、普通の食事では問題が起こることがほとんどないです。ただ、サプリメントは要注意です。サプリメントの葉酸は吸収しやすくなってるので、摂りすぎると体にトラブルが起こっちゃうかもしれません。
体に良いものだけど、栄養バランスをしっかりと考えて摂取したいですね。
オススメの摂り方
食事からの摂取が基本
続いて、葉酸を効率よく摂る方法を教えちゃいます。
まず、基本は食事で摂るコトです。お料理や飲み物で摂取すると、葉酸以外にもしっかり栄養を吸収できます。
あと、葉酸って日光に当たると分解されちゃうんです。だから、ペットボトル茶みたいに、長時間保存したものからは摂りづらいです。作りたての食事から摂るのがオススメです。
あと、水に溶けやすいので、ゆで汁を捨てると葉酸がぐっと減っちゃいます。葉酸を意識するなら、蒸したり、炒めると効率よく吸収できますよ。
吸収をサポートするオススメ栄養素
葉酸をしっかり食べることも大事ですけど、せっかくなのでもっと効率よく吸収したいですね。
そこで、葉酸と相性のいい栄養素を紹介しちゃいます。
ビタミンB2 | 葉酸の代謝に欠かせないビタミン |
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ビタミンB6 | 葉酸の代謝に関係アリ |
ビタミンB12 | 葉酸の再生成に関わる酵素の働きをサポート |
ビタミンC | 活性化された葉酸を維持 |
亜鉛 | 葉酸を吸収するための酵素を活性化 |
一緒に摂るのを避けたい食べ物
一緒に食べると吸収しにくくなる食べ物もあるんです。
実は緑茶やトマト、オレンジジュースとかが葉酸とあまり相性がよくないんです。一緒に食べると、葉酸の吸収を邪魔しちゃうんです。
とはいっても、あくまで一緒に食べるには相性がよくないだけです。ちょっと心がけるくらいで大丈夫ですよ。
桑の葉で手軽においしく葉酸を摂取しよう
最後に、葉酸をおいしく簡単に摂るオススメの方法を紹介しちゃいます。
それはズバリ、「桑の葉青汁」です。
桑の葉には葉酸がとってもたくさん入ってます。しかも、ミネラルの宝庫って言うくらい豊富なミネラルにビタミンとかGABAもたくさん含まれてるんです。
しかも、桑の葉だけに入ってる成分DNJが生活習慣病を予防して、健康をサポートしてくれます。
桑の葉青汁で手軽においしく葉酸を摂取しましょう。