桑の葉はほうれん草の6倍のマグネシウム! 桑の葉茶で手軽にマグネシウムをたくさん摂取しよう【まいにち桑茶で健康に】
『鎂』(金偏に美)ってなんのミネラルでしょう?
マグネシウムってな~に?
マグネシウムってミネラルを聞いたことがありますか?
実は体に欠かすことのできないミネラルなんですよ。ヒトの体には『25g』くらいマグネシウムがあります。わずかな量ですけど、とっても大切な働きをしてくれてるんです。
元気を作るミネラル
マグネシウムって体の細胞を元気にして、よく働くようにしてくれます。
例えば、なにかを食べたときに消化したり、吸収したりすることを手助けしてくれてるんです。体をサポートして、元気を作ってくれますよ。
カルシウムとマグネシウムは仲良しミネラル
実はマグネシウムとカルシウムって『ブラザーイオン』って呼ばれるくらい深い関係なんです。この2つがバランスよく体内にあることで、体がきちんと働くようになります。ちなみに、ベストなバランスは『カルシウム2:マグネシウム1』だそうです。
カルシウムほど有名ではないですけど、実はとっても重要な栄養なんですよ。
マグネシウムって何にイイの?
スリムなお腹まわりに
じゃあ、そのマグネシウムを食べるとどんなイイコトがあると思いますか?
実はダイエットに効果的なんです。マグネシウムって代謝をよくしてくれるんです。食べ物を効率よくエネルギーに変えてくれるし、体内にある余分な脂肪も減らしてくれます。お腹まわりも引き締まっていきますよ。
丈夫な骨作りをサポート
『骨』と言えばカルシウム・・・ですけど、実はカルシウムだけじゃ骨があまり作られないのを知ってますか?
カルシウムが骨を作るために、調整してくれてるのがマグネシウムなんです。体の中できちんと働けるように協力してるんですね。なので、マグネシウムを食べてると、骨の健康を守ってくれるんです。
血液をサラサラに
マグネシウムってカルシウムと連携して血管の動きを正常に保ってくれてます。血液の流れがスムーズになって、血行がよくなり血液をサラサラにしてくれたり、血管の負担を減らしてくれるんです。
冷え性とか肩こりが気になる方にもオススメです。
お腹の調子がスッキリ
マグネシウムを食べると、おなかの調子も整えてくれます。
マグネシウムには水を引きつけるんです。なので、マグネシウムが腸に届くと、便に水を引き寄せてくれるんです。結果として、腸が刺激されるし、便が柔らかくなってガンコなツマリを解消してくれますよ。
体内時計の調節をサポート
『体内時計』って言葉がありますよね。
ヒトの体って24時間のリズムに合わせて動くようになってます。この体内時計がズレると、眠りにくくなったり、朝スッキリ起きれなくなっちゃうんです。
そこで、実はマグネシウムって体内時計って必須なミネラルなんです。細胞の働きを元気にしてくれるので、体内時計の調整をサポートしてくれますよ。
どれくらい摂ったらいいの?
30~40代が一番必要
そんなにカラダに良いものなら、しっかり食べたいです。でも、「一日どれくらい食べたらいいの?」って気になりますよね。
マグネシウムの摂取推奨量は、成人男性で320~370mg、成人女性だと270~290mgです。
特に30代、40代の人はたくさん食べることをオススメされていますよ。
納豆7パックが1日の目安
290mgとか320mgと言われてもピンとこないと思います。
そこで、マグネシウム290mgを食べ物で表してみます。
●マグネシウム290mgを食べるとすると?
・納豆:7.3パック
・豆腐:1.5丁
・そば:1.3玉
・乾燥わかめ:お味噌汁13杯
・ほうれん草:2束
・落花生:145個
・バナナ:4.5本
・さば:9.6尾
・いわし:9.6尾
こうしてみるとけっこう大変です。
もちろん、マグネシウムだけ食べればいいわけじゃないので、バランスの良い食事を心がけたいですね。
日本人はマグネシウムが足りてない?
じゃあ、自分はどれくらいマグネシウムを食べてるのか気になりませんか?
20歳以上のマグネシウム摂取量は、男性290mg、女性258mgです(※1)。実は、男性も女性も推奨量には届いてないんです。
というのも、お菓子とかアルコールの食べすぎ飲みすぎ、ストレス、日本は軟水(カルシウム・マグネシウムが少ない水)というような、いろいろな理由が合わさってのことなんですよ。
※1.栄養素等摂取量(2018年度版)参照
食べる量が少ないとどうなるの?
マグネシウムを食べる量が少ないと、どうなると思いますか。
実は、人の体ってマグネシウムが足りなくなると、骨から引っ張り出してくるんです。しかも、そのとき一緒にカルシウムが骨から出てきちゃうんですよ。そのせいで、骨がもろくなっちゃうことがあるんです。あと、必要よりたくさんのカルシウムが体の中に溢れちゃいます。そのせいで、血管が細くなって詰まりやすくなるんです。
ほかにも体のバランスが崩れちゃって、食欲が無くなったり、疲れやすくなったりします。
体に必要な栄養なので、ちゃんと摂るようにしたいですね。
桑の葉青汁で手軽においしくマグネシウムを摂ろう
そんなにいいマグネシウムなら効率よく摂取したいと思いませんか。
そこで最後に、マグネシウムを手軽に摂取できるオススメ食品を紹介しちゃいます。そればズバリ、『桑の葉青汁』です。
桑の葉ってミネラルの宝庫って言われるくらい栄養がびっしり入ってます。マグネシウムはほうれん草の5.5倍も入ってるんです。
しかも、カルシウム、亜鉛みたいなミネラルにビタミン、食物繊維とかもたっぷり。健康維持にピッタリなんですよ。
桑の葉青汁で手軽においしくマグネシウムを摂りましょう。
※神奈川県衛生研究所機能性食品に関する共同研究事業報告、日本食品標準成分表2015年版(七訂)から引用