セレクト通信 ～暮らしの「？」を解決します！①～
暮らしの「？」を解決します！①
署名・記名・サイン
署名と記名とサインは、自分の氏名を書くという意味ではどれも同じですが、厳密には用途が異なり、法的な証拠能力の高さも変わってきます。
署名とは、本人が自分の氏名を自分で書くことで（自筆）、「自署」ともいいます。記名は、自筆である必要はなく、署名と区別している場合は、本人に代わって他人が代筆したり、ゴム印を押したり、印刷したりして氏名を記すことです。
日本では印鑑に対する信用度が高いため、法的には署名捺印が最も証拠能力が高く、次いで署名のみです。記名押印も有効ですが、記名のみでは認められません。
サインは「＝署名」で、必ず自筆するものです。一般的には署名よりもサインの方が多用され、「署名をお願いします」と言うのは、署名活動や重要な契約の時ぐらいです。
サインは、有名人がファンのために書くものや、符号・信号・合図という意味でも用いられますが、逆に、これらの意味で「署名」を用いることはありません。
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