2024年8月24日

セレクト通信～いきいき悠々生活㉖～

いきいき悠々生活㉖

三陸海産物の魅力発見！

壊滅的な打撃を受けた被災地の海産物も、徐々に生産が復活しています。

牡蠣などの主要品目はもちろんですが、今までは価値が低いとされていた水産物も特産品として売りだそうとする試みが始まっています。

ヨーロッパで人気のムール貝。国内でも提供するレストランが増えていますが、ほとんどは中国やチリから輸入される冷凍品でした。

大船渡市はムール貝を特産品にしようと、養殖を本格的にスタート。

新鮮な国産であることが魅力となり、東京などの都心レストランからの引き合いが増えています。

粘り気が特徴のアカモクは、これまでは大量に繁殖して漁網やスクリューに絡まる「やっかいもの」でした。

しかし、生活習慣病に効果があるとされるフコダインなどを豊富に含むことに着目し、料理研究家と協力して１００種類以上のレシピを考案。

全国の流通チェーンでの扱いが始まっています。

サメ肉にも注目が集まっています。

気仙沼は日本の８割のサメが水揚げされますが、これまではフカヒレのみが珍重され、サメ肉ははんぺんの原料になる程度。

しかし、コラーゲンを豊富に含むことがわかり、コンビニでもサメ肉を使った商品が販売されるようになりました。

これから気仙沼産のサメ肉を目にする機会が増えそうです！